こんにちは。今回は、離婚した相手との復縁についてです。日本の離婚率は約30％と、決して低くありません。そのため、離婚した相手と復縁を考えている人が増えてきているのです。確かに、一度生活を共にした相手ですから、安心感があるというのは、離婚からの復縁のメリットではあります。しかし、離婚へのハードルが低くなっているとはいえ、恋人同士が別れるのとは異なり、お互いの家を巻き込んだ大騒動だったはずです。離婚の際に、親族や職場の人から色々と噂をされた事でしょう。また同じ相手と復縁となると、噂されるのを覚悟しなければなりません。
離婚した相手と復縁して大丈夫ですか？迷ったら、確認したい3つのポイントがあります。
そのポイントについて、今回はお話ししていきましょう。
◆過去の問題はきれいさっぱりクリアにしてから
まずは1つ目。過去の問題はきれいさっぱりクリアにしましょう。ハードルが低くなったとはいえ、まだまだ世間的に風当りの強い離婚をした位ですから、必ず原因があったはずです。その問題はクリアになっていますか？
例えば、借金問題など経済的な事が理由だった場合。相手のお金の使い方は改善されていますか？浪費やギャンブルなどはしていないですか？冷静になって確認しましょう。
また、DVなど暴力が原因だった場合、暴力を振るう癖は改善されていますか？また同じことの繰り返しにはならないでしょうか？
また、お子様がいらっしゃる場合、復縁に関してお子様の意見はどうでしょうか？お子様は復縁に対して好意的ですか？お子様に対しては良い父親だったのでしょうか？お子様の意見も確認する必要があります。
離婚に至った過去の問題がクリアにならないと、復縁してもまたすぐ同じような理由で関係がうまく行かなくなります。そうなるとご自身だけではなく場合によってはお子様の心の傷がより深くなってしまいますから、過去の問題はきれいさっぱりクリアにしましょう。
◆復縁後の条件チェックは念入りに
そして2つ目。復縁後の条件チェックは念入りに行いましょう。
例えば、元夫の実家から過干渉される事はないでしょうか？
経済的な条件は大丈夫ですか？生活費はあなたが管理できるのでしょうか？
復縁後の住む場所はどうでしょうか？あなたの職場から遠くなりませんか？お子様がいる場合、お子様の通学もかかわってくるので、念入りにチェックしましょう。
世間的にもまだまだ風当りの強い離婚をしたのに、同じ相手と復縁という事は、初婚の時のような「うまく行かなかったら離婚すればいいや」が通用しません。
同じ過ちを繰り返さないためにも、条件チェックは大切です。また、不安が残る場合、籍を入れずに一緒に暮らして様子を見るのも一つの手段かと思います。
◆復縁への熱意を重視する
そして3つ目。相手の復縁への熱意を重視しましょう。
例えば、相手の女性関係でお別れになった場合。相手が恋愛体質で、常に特定の女性がいないと物足りないタイプで、現在、特定の女性がいないから、元妻だったあなたを「つなぎ」で復縁を申し込んでいるのではないでしょうか？
残念ですが、元妻を「つなぎ」として復縁を申し込むパターンは珍しくないのです。「つなぎ」だった場合、特定の女性が出来た途端またお別れとなってしまうケースがあります。
お相手がどんなタイプか、現在特定の女性がいるのかどうか、それが見極められるのは元妻だったあなただけです。
また、連絡の頻度はどうでしょうか？相手の復縁への思いが強かったら、相手発信での連絡が多いはずです。あなた発信で連絡している事が多い場合、少し連絡せずにいて、相手の熱意を確認してみましょう。
離婚になった原因を、相手は反省している素振りを見せていますか？原因を改善して、今はもう心配がないという事を伝えようとしているでしょうか？
人間は感情の生き物ですから、熱意というのは必ず態度に出るはずです。失敗は許されない離婚からの復縁をするのですから、あなたは冷静になって、相手の態度を観察しましょう。
まとめ
いかがでしたか？離婚からの復縁は、周囲の人を心配させたり、お子様がいる場合はお子様も巻き込む事になりますから、単なる恋人同士の復縁よりはハードルが高いのは事実です。
一方で、一度は生活を共にしていた相手なのですから、新しい相手と再婚するよりは生活に関する心配がいらないというメリットもあります。お子様にとっては血を分けた父親なのですから、お子様と父親の折り合いを心配する必要がない、というのは最大のメリットです。また、結婚の3倍はエネルギーが必要、と言われている離婚を経験した後にまた復縁をしようというのですから、夫婦の絆はより強固となる事でしょう。
シビアになって条件を確認すれば、離婚からの復縁はメリットが沢山あります。復縁に迷ったら3つの事を確認してくださいね。あなたの復縁後の生活が、幸せなものになりますよう、お祈りしています。