同じ相手と再婚した夫婦3組に聞いた!復縁のポイントとは

元恋人同士が復縁をすることは、非常にハードルの高いことだと言われています。お互い好きという気持ちが残っているのに、何かの理由によって別れを選ばなくてはいけなかったという場合、タイミングさえ合えば復縁することは簡単なことかもしれません。

しかし、恋人同士が別れる理由は大抵どちらかが相手に対して「もう好きではなくなった」という気持ちになってしまうことが原因です。恋愛感情は一度冷めてしまうと、余程のことがない限り、同じ人を好きになる事はありえません。こういったことから、復縁に至るまでにはいかに自分を相手にとって大切な人だということを理解してもらうことが大切です。

「復縁したいけど、うまくいかない」と日々悩んでいる方も多い事でしょう。そういった方の為に、今回は同じ相手と再婚した夫婦3組に復縁のポイントを聞いて、その意見をまとめてきました。再婚もいわゆる復縁ですが、恋人同士の復縁よりもハードルが高いですし、障害が多いのは言うまでもありません。そういった、かなり難しいと考えられている復縁、「再婚」を成功させた人たちの意見を是非参考にしてみて下さい。

【復縁はどちらか(もしくは双方)の努力が欠かせない】

ただなんとなく、「復縁したいな」とか「もう一度付き合いたい」と考えているだけで復縁ができるのであれば、誰も苦労はしないことでしょう。復縁を本気でしたいと考えるのであれば、努力は欠かせないこととなります。問題はどういった努力をしていくのかが、重要なポイントとなります。

(別れの原因を改善しようとしていく努力)

別れには必ず原因があったはずで、まずはその原因と突きとめる事が復縁への第一歩となります。別れの原因と一概にいっても、色々な理由が考えられるはずです。その一つ一つの原因を明確にしていき、改善できるように行動していくことが努力といえることです。

「自分のこういった部分があったから、相手は私を嫌になったんだ」そのように気付けるかが大切で、原因を探す場合、相手への非を考えるのではなくまず自分にある原因を探すようにして下さい。自分の何が悪かったのか、反省すべき点、改善すべき点は何か、しっかりとそれを見つけ改善するために自分を変えていきましょう。

(相手を受け入れ理解する努力)

相手を受け入れ理解するということは、非常に難しいです。いくら相手のことを好きであっても、納得がいかないことや、もっとここはこうしてほしいという、「求める感情」というのは出てきてしまいます。しかし、相手に何かを求めるのではなく、まずは相手を受け入れ理解する事から始めましょう。

例えば、彼氏と一緒に食事に行く約束をしていたとします。彼は急用の仕事が入り、あなたとの約束を守る事ができませんでした。こういった場合、どのような感情になりますか?「仕事よりも私との約束を優先させて」といった怒りの感情が出てきませんか?そういった感情は、恋人関係において仲を悪化させてしまう負の感情となります。

このような場合は、彼の現在の状況を受け入れてあげましょう。そして「彼も楽しみにしていたはず、そんな時に仕事が入るなんて大変な仕事をしているだな」と理解してあげるんです。彼だって好きであなたとの約束を破るわけではありません。男性にとって仕事は恋人と同じくらい大切なことです。そういったことを受け入れ理解してあげれるような人になれるように努力しましょう。

(自分よりも相手を優先に考える)

まずは復縁のきっかけを掴み、もう一度ヨリを戻すことが大切です。しかし、もっと大切なのは復縁した後だと再婚者たちは口を揃えて言います。復縁できたからといって、それに満足していてはまた同じことを繰り返してしまうでしょう。もちろん復縁をするために、努力をしもう一度結ばれなくてはいけません。それが前提ですが、復縁する目的は、「もう一度関係を修復し、その関係を生涯続けていく」というのが最大の目的です。

ですので、復縁を目指す場合、復縁が成功した後のこともしっかりと想定しておく必要はあります。復縁から以前よりも深い関係になっていくには、日々の生活の中で「自分のことよりも相手を優先して考える」ということが一番大切なポイントとなるのではないでしょうか?貰うよりも与える存在になれば、あなたは相手にとってもかけがえのない存在になれるはずです。

こういった人になる為には、心から相手を思いやり二人にとって何が一番大切な事なのかを常に把握できる人である必要があります。そうなるために、自分の内面を磨く努力をしましょう。相手のことを考えられず、自分のことばかり考えてしまう人は、気持ちが弱い人です。そんな弱い気持ちを強くする努力をしましょう。自分の内面を磨き成長させる事で、相手を一番に考える事のできる人になります。

【情で復縁するのはおススメしない理由】

復縁を考えるパターンというのはいくつか考えられます。「相手が本気で自分必要な人だと気付いた」人は大切なものほど、なくなってから実感することが多いです。付き合っている時には気付けなかった事、実は知らないところで色々なことをしてくれていたこと、そういったことに別れて初めて気付く人は非常に多いです。

こういった復縁したい理由が明確にわかっている場合であれば、復縁した後もうまくいくケースは多いです。しかし、復縁してもうまくいかなかった、また同じように別れてしまったという方も多いです。そういった方の多くは、お互いに情がありそれが理由で復縁しているパターンです。

長い期間付き合っている恋人や夫婦こそ情が生まれやすいです。情を例えるのであれば、お気に入りの服があったとします。昔は毎日のように着ていたけど、もう古いし全く着なくなってしまった。こういった場合処分を考えるわけですが、なぜか捨てられない、捨てたら可哀そうというような感情が湧かないでしょうか?人と物を比べてもしょうがありませんが、それが情の正体です。

情とは相手に情けをかけることで、「一緒にいてあげている」「やってあげている」というような、「〇〇をしてあげている」という、相手に対して上からの目線になってしまう場合が多いです。復縁が成功するポイントは、自分から本気で「この人と一緒にいたい」と感じる事です。少しでも「一緒にいてあげている」という目線になってしまうと、相手のちょっとした態度にも不満が出てくるようになってしまいます。

お互いに情があるだけで復縁をしてしまうと、どちらも自分本位の考え方や行動になってしまいます。そうなってしまっては関係が破綻する事は目に見えていますよね。こういったことから、情では復縁を考える事はおススメできません。

【復縁のメリットは相手の思いやりに気付いたこと】

今回意見を頂いた、同じ相手と再婚した夫婦3組の方たちは、復縁のメリットとして次のことを挙げています。それは、「相手の思いやりに気付いたこと」です。この方たちは、始めに「自分にはこの人しかいない」と決意し結婚をします。しかし、結婚生活がうまくいかずに離婚をしてしまいます。

離婚は、恋人が別れるという次元とはほど遠いくらいに大変だと聞きます。それくらいの決断をするくらいなので、お互いの別れたいという気持ちは非常に強かったはずです。しかし、離婚して色々と気付くことがあったんですね。お互いに足りなかった事や、自分自身が未熟だったこと、そういったことを全て把握したうえで再婚の道を選ぶわけです。

最初の結婚から離婚、そして再婚まで2人にしかわからない辛い事、心から苦痛を覚えた事などたくさんあったことでしょう。そのような状況を乗り越えたからこそ人間的に成長し、相手に思いやりを与えられるようになったんです。3組の夫婦の意見を聞いて、自分が心から大切に思う人にこそ思いやりを持って接していかなくてはいけない、という当たり前のことに気付かされた方も多いはずです。この当たり前のことを当たり前にするというのが、復縁するためには、最も重要なポイントなのかもしれませんね。