別れた相手と復縁できる可能性は、どのような別れ方をしたかによっても大きく変わってきます。こちらから相手を振ったり、相手から別れ話しをしてきたり、またその原因も様々で色々な別れのカタチがあることでしょう。あなたは元恋人とどのような別れ方をしましたか?また、別れ話は何回したでしょうか?
もし復縁を考える場合、どのようにして別れたのか?というのは、復縁が成功するかしないかを握る大きなヒントとなることでしょう。では、どのような別れ方をすれば復縁しやすく、また復縁の可能性が低いのか、パターン別にみていきましょう。
【円満に別れた場合】
お互いが別れに納得し、円満に別れた場合は復縁の可能性は低くありません。なぜ別れを選んだかの理由によるところもあるでしょう。恋人が長く付き合っていると、倦怠期という相手に飽きてしまう時期が訪れます。お互いの倦怠期が重なってしまった場合、特に嫌いになったわけではないけど、他の異性が気になったり自由になったりしたいと思うものです。
こういった倦怠期になると、今の恋人と別れ新しい道を歩きたいと考える人が多く、どちらからというわけでもなく、別れ話しを切り出しあっさりと別れてしまうパターンは多いです。しかし、倦怠期がずっと続くわけでもありませんし、相手と本当に別れてしまったんだと感じると、急に寂しくなってしまうことも多いです。
また、他の異性と付き合ってみるとやっぱり「あの人の方が良かった」と感じることも多く、復縁したいと考える人は多いです。相手のことが嫌になったり嫌いになって別れたのでないのであれば、一度別れてから再び好きという気持ちが出てくるのは、不思議な事ではありません。
仕事で例えてみると、自分の働いていた会社に不満もなく、働きやすい環境だと思っていたけど「他の場所で自分の実力を試したい」「もっと色々な世界を見てみたい」といった気持ちから、その会社を退職してしまう場合があります。しかし、一度退職して色々な経験をすることによって、元の会社のありがたさや、どれだけ良い会社なのかを実感することはよくある話です。
こういった方は、出戻りというカタチで元の会社に再就職をすることが多いですね。円満な別れというのは、このような状況と似ていて、特に相手に不満はないけど、今の現状に物足りなさを感じていたり、もっと刺激がほしいと感じた時に別れようと思ってしまうんです。そして、新しい経験をすることによって、元恋人が良かったのか、別れて正解だったのか、人それぞれ感じ方は違うでしょう。
もちろん、お互いが円満に別れる理由は、倦怠期というだけではありません。他にも考えられる理由はあるとは思いますが、円満に別れたのであれば復縁できる可能性は、大いに期待できるということが考えられます。
【一方的に振られた場合】
復縁を望む方は、相手に一方的に振られた方が多いのではないでしょうか?一方的に振られるということは、相手はあなたに対しての気持ちが完全に冷めていたり、もう嫌だと感じていることが多いでしょう。他にも自分の気持ちを確認するため、またあなたの気持ちを確認するためという理由もあります。では、一方的に振られた時のパターンをみていきます。
(本当に好きなのかわからない)
あなたのことが本当に好きなのかわからないと言われ振られてしまった、そのような場合は色々な理由が考えられるでしょう。この言葉は、非常に使い勝手が良く、「他に好きな人ができた」「本気で嫌になった」「関係が面倒だと感じる」というように、別れ話の際に原因とすれば揉めるようなことを隠す言葉にもよく使われます。
このような場合は、一度別れてみてそれでも相手の気持ちが戻らないのであれば、復縁することは難しそうです。基本的に、あなたに対しての気持ちは大幅に冷めてしまっている場合が多く、復縁を試みるにしても時間も労力も掛かりますし、復縁できない可能性の方が高いかもしれません。
(距離を置きたい)
「少し距離を置きたい」と相手から振られてしまうパターンも多いです。これは、別れようではなく距離を置きたいということなので、一度あなたから距離を置き、自分は本当にあなたのことが好きなのかを確認してみたいという意思の表れと考えられます。何かに不満を抱えたり、本当にこのまま付き合ってて良いんだろうか?など、疑問に思うことが多い場合、こうなってしまうことは多いです。
もしあなたが、相手が距離を置きたいと考えてしまう理由がわかっていて、その原因が自分にあるのであれば、距離を置く前にすぐに改善し仲を修復するように動いた方が良いです。あなたに対して何かに不満をもって距離を置かれる場合は、そのまま関係が修復することなく別れてしまうことが多いからです。
相手が自分の気持ちを確かめたいと距離を置くのであれば、一回離れてみるとあなたの大切さに気付く場合も多いです。しかし、逆にあなたと距離を置くことによって、その方が良いと感じる場合もありますし、自分にとってあなたの存在は必要ないと感じてしまうこともあります。そうなってしまうと、復縁までの道のりは険しいものとなることでしょう。
(仕事が忙しい)
彼の仕事が忙しいと言われ、「構っている暇がないから別れてほしい」と一方的に振られてしまう場合もあります。これは、彼が嘘を言っていない限り、復縁の可能性は非常に高いといえます。男性にとって、仕事は彼女に匹敵するくらい大事なものです。真面目な男性であればあるほど、そう考えている方は多いでしょう。
ですので、こういった時には彼の重荷にならないようにすることが先決です。今の彼の状況は「仕事が忙しくて余裕がない」「構ってあげられないのが申し訳ない」という心境のはずです。ですので、「仕事が忙しくても私は大丈夫だよ」なんてことを言わずに、「じゃあ、仕事が落ち着くまで待ってるね」といってあげた方が良いでしょう。
不器用な男性が多いので、仕事を彼女の両立をすることが難しいと考える方はたくさんいます。彼には、いつまでも待っているよということを伝え、仕事に余裕が出るまで辛いでしょうが待つ事ができれば、復縁できる可能性は非常に高いといえます。
(遠距離恋愛)
遠距離恋愛において、相手から一方的に振られてしまうことは、よくあることです。「近くにいる人を好きになった」「会えない時間が少なくて付き合っている意味が感じられない」など、遠距離恋愛は、相手が別れを決断してしまう要素が多すぎるんですよね。
こういったカタチで別れたのであれば、復縁の可能性は限りなく低いものと考えられます。それでも諦めきれない、どうしても復縁したいと思うのであれば、もう相手の近くに引越すしか方法はなさそうです。
【自分から別れ話をした場合】
相手から別れ話を切り出され、納得いかないまま別れてしまった。復縁を願っている方は、このような状況の方が多いはずです。しかし、自分から別れを切り出したのにも関わらず「やっぱりあの人じゃなきゃ嫌だ」と気付いて、復縁をしたいと考える人も多いです。自分から別れ話をした場合、復縁は簡単にできるのではないか?と考える人が多いようですが、逆に復縁しずらい可能性も考えられます。
こちらから別れ話をして別れてしまった場合、相手は自分に対して未練があるのではないかと考えてしまいがちになります。もちろん、未練がある場合は一度別れ話をしてしまったことを誠実に謝罪し、もう一度ヨリを戻せるように全力でお願いしましょう。あなたに誠意が見られるのであれば、おそらく相手も復縁をしてくれると思います。
しかし、「自分から別れようと言っておいてなんだ!」「もう気持ちが切り替わっている」といった場合は、なかなか復縁はしずらくなるはずです。相手が別れに対して納得していなかったのであれば、未練から恨みへと変化している可能性があります。こういった時に復縁を迫ると「今さら言われても遅い、何考えてんだ?」と逆上させてしまうことも考えられるので、復縁できる可能性は低くなることでしょう。
【まとめ】
実際には、どのような別れ方をしようが、何度別れ話を重ねようが一度恋人が別れてしまったのであれば、復縁することはなかなかあり得ない事です。しかし、人間は色々な経験・体験をすることによって成長し、自分にとって本当に大切なものは何なのか?ということがわかってきます。
また、年齢を重ねたり自分が成長することによって、価値観も大きく変わってくることもあるでしょう。昔は自分に必要だと思っていたものが今は必要ない、必要ないと思っていたものが必要になることはあります。こういったことから本当に相手にとってあなたの存在が必要であれば、また必要と思う日がくれば復縁の確率が高くなるのは間違いありません。
そして待っているだけではなく、あなた自身が相手にとって必要となる存在になれるように努力することも必要なことなのかもしれません。