島根県出雲市にある「出雲大社」は全国的に復縁神社として有名な場所です。祭られている神様は大国主大神です。由緒ある神社なので、神殿内には皇室の人でも、入室する事ができないという決まりもあるくらいです。本殿は国宝に指定されているなど、かなり貴重価値が高い建造物でもあります
現在では、日本中の「復縁を願う」人たちが集まる場所になっていて、日本にある復縁神社の中でも最も人気が高い神社と言われています。今回は、復縁したい方の心のよりどころと言われる「最強の復縁神社」出雲大社についてご紹介していきます。復縁したい人は必ず耳にしたことあるはずで、すぐにでも行きたいと考える人も多い事でしょう。
【スピリチュアルな力で縁結びを叶える！？】
スピリチュアルという言葉は、先になってよく耳にする言葉だと思います。スピリチュアルとは、簡単に説明すると「神の」「霊的な」「超自然的な」といった、目には見えない力のことを言います。日本には、このような目には見えない力が宿っている場所、いわゆるパワースポットと言われる場所がいくつも存在します。出雲大社もその一つの場所です。
出雲大社は、特に「縁結び」の効果が高いと言われる神社で、縁結びを祈願する人が多く訪れる神社となっています。出雲大社が縁結びの神社と言われるようになった所以は、詳しくは解明はされていませんが、遠く昔の江戸時代からそういった習わしが生まれていたと言います。祭神である大国主大神が、多くの女性と縁を結んでいたという説もあれば、出雲に様々な神様が集まり、そのたびに縁結びについて会議を行っているという説もあります。
このように神様が絡んでいることなので、多くの人にはスピリチュアルな力がある場所だと思われているのでしょう。実際に、出雲大社に行って縁を結ぶことができたという人が後を絶ちません。こういったことから、出雲大社には縁結びを叶える力があると信じられているんです。
【縁結びだけではなく復縁したい人にも人気が高い】
言葉の意味だけを考えると、「縁結び」と「復縁」はどちらもお互いの縁を繋ぐことです。ですので、出雲大社は縁結びだけではなく、復縁を願う人にとっても人気が高い神社となっており、復縁を成功させるために出雲大社に出向く人はかなりの数がいます。
日本では最強の恋愛パワースポットとも言われ、そういった運気を上げる為のお守りグッズなどが大人気となっています。ここまで多くの人が足を運ぶということは、「出雲大社に行ってお守りを買ったら元彼と復縁できた」なんて人がたくさんいるからでしょう。色々調べると、体験談などもたくさん見つかり、信憑性は非常に高いともいえます。
しかし、逆に出雲大社に行っても何の効果もなかったなど、全く効果を実感できていない方が多くいるのも事実です。このように、効果が出る人と出ない人との違いはどういったところにあるのでしょうか？また、出雲大社に行って縁結びや復縁などがうまくいくように祈願することには、本当に意味があるのでしょうか？
【復縁祈願の行為自体に意味がある？】
いくら出雲大社に復縁や縁結びに関するスピリチュアルな力があるといっても、まだまだ半信半疑の方も多いはずで。そもそも、こういった復縁祈願をする行為に意味はあるのでしょうか？復縁祈願といっても、様々な方法があります。出雲大社のような復縁神社にいってパワーをもらう、おまじないをする、占い師に占ってもらう、など色々なやり方があります。
それが100人やったら全員に効果が出るのか？と言われれば、全員には効果がないといえるでしょう。信じる者は救われるではないですが、やはり信じている人の方が効果が出やすい傾向にあると考えられます。というのも、こういった復縁祈願というのは、ある意味自分のモチベーションを上げる方法と同じようなことなのかもしれません。
「病は気から」というように、人間は自分の気持ち次第で、今後の自分の将来が大きく変わってきます。例えば、「復縁をしたいけど、行動に出せる勇気がない」という方が、出雲大社の復縁祈願をしにいったとします。そして、復縁へと行動できるだけの覚悟を自分で決め、復縁を成功させた場合はどうでしょうか？これは復縁祈願のおかげか？それとも、自分が勇気を出したおかげか？それは人の捉え方にもよるでしょう。
ですので、復縁祈願というのは、こういった自分の弱い心にスタミナを注入するような役割があるのだと感じます。勇気が出ない自分を奮い立たせる為、今までできないと思っていた事にチャレンジするため、そういった方が復縁祈願をすることには大きな意味があるはずです。しかし、そういったことを理解しないで、ただ祈願すれば願いが叶うと思っている方にとっては、意味のない行為となるかもしれません。
【いまだ解明されない神頼みの謎】
このように出雲大社のような復縁神社は日本にはいくつもあるわけですが、こういったパワースポットに行って復縁祈願をすることを、一般的には神頼みなんて言葉で表現をします。困った時は神頼み、なんて言葉もあるように、昔から日本人というのは何か困った事や、どうしようもなくなった時に、神様に祈って解決してもらおうとする習慣があります。
実際には、神頼みをしたところで何か解決するわけでもなく、神様は言う事を聞いてくれないのが普通です。では、なぜこのように神頼みをしてしまうのでしょうか？しかも都合の良い時ばかり神頼みをする人って多いです。神という語を人に変えてみて下さい。人頼みになりますよね？人に何かを頼る時に、一方的に「〇〇して下さい！お願いします！」なんて言うでしょうか？
「私はあなたのために〇〇ができる、その代わりに〇〇をやってくれませんか？」といった具合に、自分が何かをする対価として、何かをしてもらうのが人頼みというものでしょう。では、神頼みに戻りますが、ただ一方的に神様に何かをお願いするだけで、自分の願いが叶うでしょうか？考えれば、叶わないのが普通だとわかるはずです。
結局悪い言い方をしてしまえば、復縁祈願や神頼みというのは、「私は何もしないけど、どうにかして私の願いを叶えて！」とお願いしているようなものです。もちろん、スピリチュアルな力で運気は上昇するかもしれませんが、最終的には自分がどのような行動をするかで運命は決めるものだと捉えるべきでしょう。
こう考えると、自分の願いに関して他人任せな人は本当に多いんだなと感じます。やはり、復縁祈願や神頼みというのは、ある意味自分を変える前提や覚悟を決めた事に対する確認といった意味で使うと良いのではないかと思います。こういったことから、自分から行動をを起こせない人に限っては、どんな場所でどんなお願いごとをしようが、叶う確率は非常に低いということがいえます。
【まとめ】
出雲大社にはスピリチュアルな力があり、行った事により復縁が成功したという人が後を絶ちません。そうやって復縁が成功したのは、出雲大社に行ったからなのか、そうではないのか、真実というのは誰にも解明する事はできません。また、そういった復縁神社の存在を信じるか信じないかも自分次第です。
自分がなにもせずに願うだけでは、正直どんなパワースポットに行こうが何も変化は訪れないはずです。しかし、現在の自分を本気で変えたい、そういった行動を起こすきっかけにしたいと考える方にとって、出雲大社などのパワースポットに赴くのは、非常に効果の高いことなのかもしれません。