元恋人と10年後の復縁。男性はアリ?女性はナシ…?

恋人と別れて10年という月日が流れ、その後また復縁するというのは難しいことですが、ありえないことではありません。10年前にはなくて、10年経った今ならあるもの、できることがあります。しかし一度別れた恋人と10年後に復縁するには、男女での意識の違いを考えなければなりません。男性と女性では元恋人への関心度はどのように異なるのでしょうか?また男性と女性における10年越し復縁のメリットやデメリットもご紹介いたします!

男女で違う、元恋人への関心度

男性と女性では、そもそも「元恋人」への意識付けが違うのはご存知ですか?男性は自分の子孫を多く残したいという本能により「多くの女性と性行為に及び、種付けをしたい」と考えています。一方女性は一度に産める子供の数は限られているので「できるだけ優秀なパートナーの遺伝子を残したい」と考えるのです。では男性と女性では、元恋人への関心度はどのように異なるのでしょうか?

男性は「名前をつけて保存」

よく男性は過去の恋人たちを「名前をつけて保存」するなんて揶揄されることがあります。男性は自分の遺伝子を残すため、できるだけ多くの女性を「性の対象」として残しておきたいのです。そのため男性は性行為へのハードルも低く、恋人と別れたからといって「異性」や「性の対象」から外すことはありません。つまり元恋人への関心度は決して低くない場合が多いといえます。どうしても嫌いで別れたということでなければ、一度恋人になった女性はいつまでも関心の高い「性の対象」になるわけです。それどころか嫌いになって別れた相手でも、10年という長い年月でデメリットが薄れ、再び関心の高い女性に戻っていることもあるでしょう。

女性は「上書き保存」

「名前をつけて保存」する男性に対して女性は「上書き保存」する生き物です。どんなに好きで仕方なく未練を残していた男性がいても、他の人に関心が移ると前の男性はどうでもよくなってしまうのです。これは好きな男性の子供を産んで一生育てていくという女性の本能に基づくものなので、簡単に変えることは不可能です。つまり元恋人への関心度は男性に比べて低くなるといえます。

しかし元恋人だからといってもう二度と関心を寄せないというわけではありません。常に上書き保存される女性だからこそ、相手の男性がいない時ならば元恋人でも再び一番に躍り出る可能性は十分にあるのです。10年越しの再会ならば新鮮さもあり、元恋人でもときめきを感じる相手になっているかもしれません。

10年は長いか短いか…?

次に10年という歳月について考えてみましょう。恋愛期における10年は人も環境も大きく変化させます。高校生や大学生の時に付き合っていたとしても、10年後ならば結婚を意識する年齢になっているでしょう。また周りの環境やお金の使い方、物事の価値観から趣味まで大きく変化していることもあります。10年越しの変化を成長と見るかどうかは、ふたり次第です。

男女別・10年越し復縁のメリット

お互いに大きな変化があるであろう10年越しの復縁に、メリットはあるのでしょうか?10年経ったからこそ得られたもの、10年前には気付けなかったものがあるはずです。そこで男女別・10年越し復縁のメリットをいくつかご紹介していきます。

男性は財力・地位ともに安定感が増して大人の男に

男性が10年前に持っておらず、今は持っているもの。それは第一に「財力」が挙げられるでしょう。10年前は安いファミリーレストランやカラオケで済ませていたデートも、大人の彼ならば何ランクも上のレストランを気軽に楽しめるようになっているはずです。

また10年経つと、大人の男性としての余裕や安定も感じられるようになっています。男性は女性に比べて思春期から大人にかけて、精神年齢が女性よりも低くなるといわれています。そのため同世代では男性の方がどこか子供っぽく感じられ、大人の男性に魅力を感じてしまう女性も多いのです。しかし10年経つと男性も余裕ができ、女性とも対等以上に話をすることができるようになるのです。そんな大人になった元恋人の成長に、改めてドキドキしてしまう女性もいるでしょう。

女性は自立して包容力のある大人の女に

一方女性も10年経つと立派に自立した「大人の女」に成長しています。自分のことばかり考えていた思春期より母性が増し、包容力のある優しい女性になっているかもしれません。お互い自立しているからこそ、視野の広い話し合いもでき、復縁後も小さなことではケンカになりにくいのもメリットのひとつです。

男女別・10年越し復縁のデメリット

10年越しの復縁にはメリットもあればデメリットもあります。10年かけて相手に抱いてしまった理想が再会をきっかけに失われることだってあるのです。また10年前は共有できていた価値観や趣味が10年後にはさっぱり合わなくなっていた、なんてこともあります。そんな10年越しの復縁におけるデメリットを、男女別にご紹介いたします。

男性は過去の女を未だに「俺のもの」と思っていることも

男性が過去の女に対して抱いてしまう大きな誤解のひとつに「いまだに相手も自分のことを思っている」「元恋人は今でも俺のもの」という考えがあります。自分が女性を横並びに捉え、過去の女性を特別視しているように、相手の元恋人も自分を特別視していると勘違いしてしまうのです。この価値観のまま女性に接すると、感覚の違いから大きなトラブルを起こしかねないので注意が必要です。

一度別れて10年も経てば、女性の元恋人に対する気持ちはリセットされている可能性が高いと思ってください。もう一度一から女性を口説くつもりで接しないと、10年越しの復縁は幻に終わってしまいます。ひとつデートにしても「こいつは安いレストランでも喜んでいたから」と10年前と同じ感覚で済ませてしまうのは、相手の女性に対して失礼があるということです。

女性は若さを失い結婚を意識している可能性大

女性が10年前に持っていて今は持っていないもの、それは「若さ」です。10年経って変わらず美しく居続けようと努力したかどうか、10年前に付き合っていた恋人ならばすぐに見抜いてしまうもの。10年前より「老けた」「太った」「ボディラインが違う」という事実は、復縁の大きな妨げとなってしまう可能性があります。「劣化した」と思われないような努力が必要です。

また10年越しの復縁で女性が一番感じることは「結婚できるかどうか」です。10年経っても、男性と女性では結婚に対する意識に差が生じるもの。こうした意識の差から、復縁したもののすぐに結婚をするかしないかという問題に直面して別れてしまうカップルも少なくありません。10年ぶりに恋が再熱しても、結婚願望の強さが大きな障害にならないように注意しましょう。

10年後の復縁にはメリットもデメリットもつきもの!

元恋人への関心度や10年の長さは男女によって大きく異なります。男性は元恋人への未練も強く、女性は過去の男性に執着しません。10年後の復縁にはメリットもデメリットもつきものですが、男女の意識の差を知っていれば、復縁の仕方やその後の対応も考えることができますよね。10年越しの復縁を考えている方は、ぜひ参考にしてください。