ハイリスク恋愛=不倫がやめられない人に知ってほしいこと

不倫をしてしまうきっかけは色々あり、「好きになった人が既婚者であった」「元から浮気性で結婚しているのにも関わらず遊び続けていた」といった状況が多いでしょう。不倫は決して許される行為ではなく、世間一般的に見れば、不倫=ハイリスク恋愛といった認識をされています。しかし、この不倫をやめられない人が続出しています。日々ワイドショーなんかでも芸能人の不倫問題が取りだたされているのを見ると、芸能人でさえも不倫をやめられない人は多いのでしょう。今回は、不倫をやめられない人へこれだけは知ってもらいたいことをお伝えしていきます。

【不倫は双方にとってハイリスク】

不倫は普通の恋愛とは違い、非常にハイリスクな恋愛になります。これは、結婚をしていようがしていまいが関係なく、どちらにとってもハイリスクです。「ばれなければ良い」といった考えで不倫をする人が多く、たしかにばれなければ良いかもしれませんが、ばれた時には非常に重い代償を背負わなければいけない可能性もあります。では、不倫がハイリスクだと考えられる理由を見ていきましょう。

(慰謝料などの金銭的リスク)

不倫がばれた場合、相手の妻または旦那から慰謝料を請求される場合が多いです。この慰謝料も莫大な金額を請求されることもあり、リスクが大きすぎると言えるでしょう。年々不倫に対しての慰謝料は増えており何百万単位は当たり前のようになっているようです。そんなリスクを背負ってまで不倫を続ける気ですか?裁判を起こされれば、ほぼ確実にお金を請求され、ひたすら払っていかなくてはいけません。もしあなたにお金がないのであれば、親や兄弟、下手すれば親戚にまで迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。

(職を失うリスク)

不倫は一般的に許されない行為で、「不倫をしている人」=「反社会的な人」という認識になります。ですので、不倫していることが周囲にばれてしまうと、その人の社会的な信用は全くなくなってしまうということです。さらに、不倫のごたごたで会社にも迷惑をかけてしまった場合、最悪解雇をされてしまうことも考えられます。それぐらい、社会的には悪い行為ということです。「不倫くらいで職を失うわけがない」そう高をくくっている方もいますが、そこまで甘いものではありません。

(罪悪感などの精神的リスク)

不倫をしていると、「やっぱり駄目な事なんだ」と罪悪感で胸がいっぱいになることがあります。自分が既婚者であれば、家族を裏切っている行為…相手が既婚者であれば、相手の家族を裏切っている行為、そういったことが頭を駆け巡り精神的に追い詰められてしまうこともあるでしょう。しかし、全てそれは自業自得なので、そのような状況になっても助けてくれる人はいません。とことん一人で悩む事になるので、どんどん気持ちは落ち込んでしまう事でしょう。そういったことが原因で、うつ症状が出てしまう人もいるくらいです。

【ハイリスクを取るほどの魅力って?】

不倫は非常にハイリスクで、ばれた時の代償が今後の自分の人生に関わるようなことだということは理解できたはずです。しかし、不倫をする人はいっこうに減りません。では、なぜそこまでのリスクを抱えてまで不倫をするのでしょうか?不倫の魅力について迫ってみます。

(普段味わえない感覚)

夫婦生活がマンネリ化すると、日常がつまらなく感じてしまう人が多いです。そうなると、心が自然と刺激を求めたがってしまうんですね。恋愛というのは非常に刺激的なので、素敵な人がいると胸がときめき、普段の日常では味わえない感覚を味わう事になります。この刺激が快感で、不倫に陥ってしまう人は多い事でしょう。また、「自分は不倫をしているんだ」といった悪いとはわかっているけど、その悪い事をやってしまっているという「背徳感」も非常に刺激的で、不倫でなければ味わう事ができない感覚なんです。

(寂しさを埋めることができる)

結婚相手に構われなくなった、女性として見れもらえなくなった、そういった心の寂しさを埋める為に不倫に走っている人は多いです。不倫相手であればいつでも優しくしてくれますし、女性として見てくれる。そういったことで心が満たされ不倫をやめられなくなってしまうんですね。夫婦生活が冷めきっている場合に多く、欲求不満の比率が高くなっている時にも、こういった状況は生まれやすいといえるでしょう。

(割り切った付き合いが楽)

不倫の多くは、がっつりと恋愛をするのではなく、お互いが求めている時に会ったりするのがほとんどです。ですので、普通のカップルや夫婦関係よりも、割り切った付き合い方で楽だという方が多いです。そこまで相手に求めることもしなくて良いですし、将来について深く考える必要もありません。要するに自分の都合の良いように関係を続けることができるので、それが魅力的だと考える人も多いのでしょう。カラダの相性が良かったり、相手が経済力に余裕があれば、なおさらその不倫をやめることは難しいという方もいます。

【不倫の結末に幸せはやってこないという事実】

不倫はその場の感情に流されたり、一時の快楽に溺れてやめられなくなってしまう人は多い事でしょう。そんな不倫の穴から抜け出せなくなっている人に伝えたい事、それは「不倫を続けていても幸せな結末はやってこない」という事実です。不倫に本気になり、例えお互いが離婚をして一緒になったとします。しかし、その関係は誰も祝福してくれる関係になるでしょうか?「不倫の末に一緒になった」「略奪愛だ」と世間からは白い目で見られる事でしょう。誰にも祝福されない恋愛というのは、非常に虚しく心が満足をしないはずです。

また、不倫をしてしまう人というのは同じ過ちを繰り返す可能性が非常に高いといえます。基本的に、常に心に刺激を求めている為、他にも良いと感じる異性がいると、すぐに心変わりしてしまうタイプの人ばかりです。そういったタイプの二人が本気で恋愛をしても、結末は…見えますよね?

【「恋は盲目」と開き直る前にできること】

「好きになったんだからしょうがない」と不倫を正当化しようとする人もいます。しかし、そういったことを踏まえても不倫というのはハイリスクすぎるでしょう。不倫をしてしまうほとんどの原因が、毎日の日常に刺激を求めているからです。確かに、日常に何か楽しみを見つけたりすることは大切で、そういったことが毎日の活力になることもあるでしょう。ですが、不倫に走ってはいけません。不倫はある意味、現実から逃げているといっても間違いありません。既婚者と恋愛をするのはいけないことだと自覚しましょう。「恋は盲目」という言葉は、不倫している方にとっては都合の良い言葉かもしれませんが、そう開き直る前に本当に自分の行為は間違っていないかを判断できる理性を持ちたいところですね。