彼とは順調。でも時々、恋愛がしんどいと思うのはなぜ?

周りから見れば、仲の良いカップル…。自分でも彼との関係は順調だと感じている、しかしなぜかそんな関係が辛いと感じてしまっている…。あなたは無理して今の彼と恋人関係を続けていませんか?自分では無理をしているつもりはなくとも、「恋愛がしんどい」と感じてしまったら、間違いなく今の恋愛に不満を感じているということになります。今回はこういった、彼とはうまくいっていると思っているけど、なぜかしんどくなってしまう理由を考えていきましょう。

【彼に本音を言っていないから】

あなたは彼に気を遣いすぎていませんか?気を遣いすぎるあまり、彼に本音を話せていないのかもしれませんね。恋人同士であろうが、友達同士であろうが、自分の本音を言える人というのは、一緒に居て気が楽ですし非常に居心地が良いですよね。逆に、自分の本音を言えない相手だと、息が詰まりますし一緒にいることでどんどんストレスが溜まってしまいます。

このように、無意識のうちに彼に対して本音を言えていない場合、「この恋愛はしんどい」と感じてしまいます。今一度、自分は彼とどのように接しているのか見つめ直してしましょう。普段から自分の言いたい事は言っていますか?もし本音を言えていない場合、それはどういったことが原因で本音を言えないのかを考えてみましょう。自分に原因があるのか、それとも彼に原因があるのかで、大きく変わってくることでしょう。

(自分の気持ちを表現できない)

「自分の気持ちをうまく表現できない」「本音を言ってどう思われるのか怖い」といったように考えているのあれば、自分自身に原因があるといえます。これは、彼に対して「良い人として見られたい」という気持ちが大きく、自分に自信がないということです。まさに、自分で自分の首を絞めているようなものなので、できれば本音を彼にぶつけたいところです。

もし、あなたが本音を出し彼に嫌われるようなことがあれば、その恋愛は諦めるべきでしょう。本音を出せるあなたが実は「本当の自分」なので、その本当の自分を受け入れてくれる相手でなければ、本物の恋人といえません。もっといえば、本音を隠したまま恋人関係を続けたところで、良好な恋人関係を手に入れる事は不可能でしょう。恋人というのは、お互いのことを好きという気持ちだけではなく、お互いの考えや主張もしっかりとリスペクトし合わなくてはいけません。

それが、本当の恋愛というものでしょう。彼のことを本気で想い大切だと考えるのあれば、自分の本音はどんどん出していかなくてはいけません。むしろ、あなたが本音で話さないということは、彼に対しても非常に失礼な行為にあたります。要するに嘘をついているということになるので、表面上の付き合いしかできません。本気で彼との仲を構築したいのであれば、自分がどう思われるか?といったことではなく、自分の考えを嘘偽りなく話せるようにしなくてはいけません。

(本音を全て否定される)

自分の本音を言う事によって、その全てを彼に否定されてしまう…。そういったことが原因で本音を話せなくなってしまっているのかもしれません。それは、間違いなく彼に原因があり、その恋人関係は本当に続けていくべきなのかを今一度考える必要はあるでしょう。男女に限らず、人の話を聞けない人や自分の意見が一番正しいと思い込み、人の考えを全て否定する人はいます。

あなたの彼は、もしかするとそういったタイプの人間なのかもしれません。こういった人間と付き合ってしまうと、こちらの話は聞かないですし、受け入れてくれる事も難しいので、自分の本音を言いづらくなってしまうのは当然のことでしょう。こちらがいくら本音を話し、歩み寄る姿勢を見せた所で、相手にもそういった姿勢がなければ、良い関係を作る事は難しいといえます。こういった場合は、本当にその彼で良いのか?ということを考え、「もしかしたら、この人とは縁がなかったんだ」と見切りをつけてしまうのも良い考えかもしれません。

【彼のペースに合わせすぎている】

自分の自己主張が苦手といった方は、どうしても彼のペースに合わせてしまい、それがストレスとなり辛くなってしまう方も多いでしょう。「嫌だ」「無理」といったように、自分が嫌だという気持ちを主張しなければ、彼としては「何でも言う事を聞いてくれる彼女」という考えになり、あなたの気持ちをそこまで尊重しなくなってくるはずです。

例えば、デートの約束をしていたのに彼に急用ができてドタキャンされてしまった。このような場合、簡単に許したりしていませんか?こういったことを何度も繰り返すと、彼は「次も大丈夫だろう」と考えますし、「悪い事をしたな」といった罪悪感があまり生まれません。なので、常に自分のペースで付き合いを続けていこうとするので、こちらとしてはどんどんストレスが溜まってしまうんです。

ですので、何か嫌な事をされたり、それはおかしいと思う状況が生まれたのであれば、しっかりと自分の感情に素直になりましょう。腹立つ事があれば、その怒りの感情を彼にぶつける。「ドタキャンなんて信じられない!もう二度と会わない!」このくらい強く言っても良いかもしれません。恋人関係というのは、常に対等な立場でいなくてはいけません。どちらの方が偉いなんてものはありません。

あなたが無理して彼のペースに合わせる必要はないんです。もし「全てが彼のペースで進んでいるかも…」なんて感じるのであれば、しっかりと嫌な事は嫌だと主張し、流されない事が必要です。彼のペースでいた方が、彼も喜ぶから…なんて考えるかもしれませんが、それが原因で自分がしんどくなっては元も子もありません。しっかりと自己主張をして、2人が納得いくような付き合い方をしていきましょう。

【本当は彼のことが好きではないから】

実は彼のことが好きじゃない…。気付きたくなかったけど、その本心に気付いてしまった人はいませんか?その本当の理由に、気付かないふりをしている人は少なくないはずです。彼と付き合うまでの過程が、大変であったり苦労して恋人関係になった人は、結構そう考えている人が多いようです。「ここまで、苦労をして彼と付き合ったんだから、私が彼を好きじゃないなんてありえない」そう考えてしまうようですね。

そう考えれば考えるほど彼からの気持ちは離れてしまい、どんどん彼のことを好きじゃなくなってしまうんです。「彼こそ私の運命の人!」そう確信したことがあるのであればなおさら、その気持ちを大切にしたいと考えるのは当然かもしれません。しかし、そこで気付くべきは「最高の彼氏だと思っていたけど、実は違ったんだ」と、間違っていた事をしっかりと認めてあげることです。

本当に大好きだと思っていた人と付き合う事ができた、しかし付き合ってみるとイメージしていた人とは違ったし、思ったほど彼に対して好きという感情が湧かなかった。こういったことは、よくあることだと認識しましょう。彼と恋人関係に至るまでの過程を大事にしたい気持ちもわかりますが、誰にでも失敗というのはあります。その失敗から目をそらさずに、自覚できるようになりましょう。

「私の好きな人は彼じゃなかったんだ」と素直に受け入れ、もう彼に別れを告げるしかありません。自分の気持ちに嘘をついたまま恋人関係を続けるというのは、気持ち的に非常に辛いことです。相手に対しても失礼ですし、早めに見切りをつける方が、相手のためにも自分のためにも良いことだといえます。一度好きになった気持ちを大切にしたいと思うのはわかりますが、人の感情は変わるということも認める事ができれば、もっと楽に気持ちになります。

【まとめ】

恋人に対して求めるものは、それぞれ違うかもしれません。しかし、一番はその人と恋人であることに喜びを持てるか、付き合う事によって幸せだと感じれるのか?といったことが大切なことです。恋人関係で、付き合いも順調なのに、「しんどい気持ち」が出てくるのは、何か問題があると考えて間違いありません。なので、そういった「なぜか恋愛が辛い」と感じた時には、その原因をクリアにする必要があります。そうしなければ、本来楽しまなくてはならない恋愛がどんどん辛くなるでしょうし、なんのために恋愛をしているかわからなくなることもあるでしょう。