あなたは、恋愛の限界を感じた事があるでしょうか?幸せになるために恋愛をしているのに、限界を感じたらそれは終わりを告げたサインなのかも知れません。そんな時は迷ってはいけません!いち早く逃げることをおすすめします。
数多くの恋愛の相談に乗ってきて、これはキョーレツ!と感じた恋愛の限界エピソードを、4つご紹介したいと思います。
◆彼に多額の借金が発覚…!
ケースその1。Aさんが付き合っていた彼に多額の借金が発覚したエピソードをご紹介します。Aさんは、会社で商社の管理職についているキャリアウーマン。そこらの男性より年収が高かったので、付き合う相手の年収は気にしません。極端な話、専業主夫として家庭の事をやってもらってもいいと考えていました。
そんなAさんが付き合っていた彼は、フリーター。彼は定職に就かず、アルバイトを転々とするようなタイプでした。
そんなある日、彼はアルバイト先の店長とケンカをして突然バイトをやめ、Aさんの家に転がり込んできました。当初は、次のバイト先が見つかるまでという約束で、Aさんは彼を家に置いていました。しかし、彼はなかなか出て行こうとしません。彼はAさんの家をきちんと整え、食事を作ってAさんの帰りを待つようになり、なし崩し的にAさんと同棲をするようになりました。Aさんは忙しく家事をする余裕がないので、彼がバイトもせず家にいるのもまあ、いいかと許していました。
しかし、日がたつにつれ、彼はAさんにお小遣いをねだるようになりました。初めは「友達と飲みに行くから1万」「遠方の実家の家族が病気で、お見舞いに行きたいから交通費3万」等でしたが、次第に理由も言わず「○○万円頂戴」になり、段々金額が増えてきて「○十万円ちょうだい」になって行きました。
さすがにおかしい…と感じたAさんは彼を問いただすと、彼はAさんの家に転がり込む遥か前にバイトをやめていて、生活費をまかなうためにギャンブルをしていて、多額の借金があるというのです…!Aさんにねだっていたお小遣いは、すべて借金返済に充てていたとの事でした。
収入ゼロなのは気にしないAさんも、借金、しかも多額のという事に限界を感じ、その後彼を家から追い出してお別れしました。
◆時差12時間の遠距離恋愛
Bさんは大学生の彼と付き合っていました。彼は在学中に英語の勉強をするために、1年間ニューヨークの大学へ留学することになりました。
日本とニューヨークは時差12時間。遠距離恋愛になりますが、1年と期間限定だし、彼の夢のために、彼のニューヨーク行きを応援する事にしました。
ところが、1年を過ぎても彼は帰ってきません。彼は思いのほかニューヨークでの生活が気に入り、現地で仕事を見つけてニューヨークに住み着いてしまったのです。
終わりの見えない、日本とニューヨークでの遠距離恋愛が始まりました。
時差12時間の遠距離恋愛は大変です。電話をするにもチャンスは1日のうち1時間だけ。Bさんが少しでも残業になり帰りが遅くなると、彼の声を聴くチャンスを逃してしまいます。また、当時はLINEなどが普及していませんでしたから、毎月来る高額な国際電話の請求書にもおびえるようになりました。
少しでも連休になると、Bさんは頑張ってニューヨーク行きのチケットを買っては、彼の所に通っていました。毎回が時差ボケとの闘いでした…
度重なる国際電話の請求と飛行機代でBさんの貯金が底をついたとき、Bさんは限界を感じて、彼とお別れする事を決めました。
◆デートは毎回彼のお姉さんと一緒
Cさんの付き合っていた彼は、地方の代々続く老舗旅館の一人息子。小さい町ですから、町民全員が彼の事を知っているという、由緒正しいお家柄でした。
Cさんは彼と結婚を前提に付き合っていましたから、女将になるために生け花、書道、着付けなど、頑張ってお稽古に通っていました。彼と良い家族を築くには、彼の家族に気に入られなければならず、そのためにお稽古事は必須だったからです。
ところが、彼とのデートには毎回毎回、お姉さんが付いてきます。初めの2,3回は、由緒正しいお家柄だから仕方ない、と我慢していました。しかし、4回目、5回目…回数を重ねても毎回お姉さんが付いてきて、Cさんのお稽古事にダメ出しをしてくるのです。
とうとう我慢も限界に来て、Aさんはお姉さんが来るのは控えて欲しい、せっかく付き合っているのだから、たまには二人きりで過ごしたい、と正直に気持ちを打ち明けました。
ところが、彼の口から、驚愕の言葉が返ってきました。「なんで?姉ちゃんの採点で、合格点を取らないと、僕の彼女にはなれないんだよ。だから毎回採点しに来てくれているんだ。今までの彼女もずっとそうだったよ。」
それを聞いて、Cさんは言葉を失いました。これで結婚したら、不幸は目に見えている…と限界を感じ、彼とはお別れを決意しました。
◆1日10回連絡しないと怒られる
Dさんの付き合っていた彼は、連絡を取り合うのが大好きな連絡魔でした。彼と付き合っていた時、脅威の「1日10回連絡ルール」がありました。朝起きてすぐ1回、出勤前に1回、会社に着いたら1回、昼休みが始まる時に1回、昼休みが終わる時に1回、会社が終わったら1回、家に着いたら1回、夕食前に1回、そしておやすみの連絡の計10回です。
初めは可愛いと思っていましたが、彼はどんな例外も認めず、そのルールを強要するのです。時には寝坊して連絡する時間もなく会社に行かなければならない事もあります。たまには会社の仲間たちと徹夜でカラオケに行くこともあります。それを説明しても、「寝坊するなんてだらしない」「徹夜カラオケなんて断れ」の一点張りで、許してくれません。
徹夜カラオケを断るのを数回続けるうちに、仕事仲間との関係に溝が出来たと感じたDさん。仕事仲間だけではなく、他の友達とも疎遠になっている事にきづき、これは限界だと感じ、連絡魔の彼とはお別れを決めました。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介した4つのエピソードは極端なものばかりですが、あなたはここまで極端ではないにしろ、彼に合わせすぎて、我慢をしている事はないですか?恋愛以外の人間関係は良好ですか?あなたはこの4人のように、限界が来て壊れてしまわないよう、常に客観的な視点を忘れないようにしてくださいね。