「付き合うまではクールな印象の彼だったから、まさかこんなに束縛されるなんて思ってなかった…!」
「浮気をするどころか、他の男子と目を合わす機会もないのに、それでも毎日疑われる…」
そんな束縛彼氏に悩んでいる人、けっこういるのでは?
自分のことを愛しているからこそ心配してくれているのは分かるし、その他はマメで真面目でいい人だから別れたくはない…。
そんな状況で困っているなら、これから紹介する解決策をひとつずつ試してみてください。それでも変わらなかったら、別れる選択肢も視野に入れないと…ですね。
●こまめに連絡して安心させる
まずはこちらの方法から。過度に心配性の彼だから、仕方なくそのレベルに合わせてあげるってやり方。今何をしているか、誰と会っているのか、心配でたまらない彼。だからあなたをしつこく問い詰めてくるですよね。なら先手を打って、こちらからしつこいほどの報告をしてみましょう。
「おはよー。あと30分で家出るよ」
「今から仕事に向かうよ」
「やっとお昼休憩だよー電話する?」
「今日は残業があるから7時に終わるんだ。迎えにきてくれない?」
「ただいま~家に帰ったよ。今からママとご飯食べるよ」
「今からお風呂入るよ。半身浴するから1時間くらいかな」
「明日早いからもうすぐ寝るよ。おやすみ~」
こんな報告メールを、毎日毎日続けてみましょう。彼にいつも聞かれる内容を、すべて事務的に送り付けるのです。あなたがどうしてるか気になって仕方がない彼も、毎日こんな報告を送り付けられると、正直ウンザリしてくるかもしれません。それが狙いです。
●彼にも同じだけ束縛してみる
束縛ばかりする彼は、束縛したい気持ちは理解できでも、束縛される側の気持ちは知らないでしょう。だから彼にも同じだけの束縛をしてみるのです。
「今何してるの?連絡してよ」
と彼からメールが来たら、少しタイミングをずらして、同じメッセージを送りつけます。された回数だけ、同じようにし返します。
「会社の飲み会、参加する気?」
と言われたら、あなたも同じレベルで束縛しましょう。仕事の付き合いに口出しされれば、彼も困るでしょう。
「いったい何なの?」って聞かれたら、「あなたと同じことをしているだけよ」と言ってやればいいのです。それでどうこう文句を言ってこられても、シンプルに論破できるはず。「これが嫌ならあなたもやめて」です。
「俺はいいけどお前はダメだ」と筋の通らない逆ギレをしてくるようなら、もう過度な心配性というだけでは片付けられない性格の異常性が潜んでいますね。いち早く別れるべきでしょう。
●彼の友達に相談してみる
友達付き合いはまともにしている彼ならば、彼の友達に普段の様子について聞いてみるのもいいでしょう。彼が過去の恋愛で、なにかトラウマになったことはないかと聞いてみるのです。
彼女を過度に束縛するタイプの男は、恋人以外にはクールに振舞っていることがよくあります。そういう場合は、異常な性格をひた隠しにしているという点で、闇は深いかもしれませんね。
友達に聞く場合、あたなが友達と接触することで、彼が嫉妬してしまうと危険。一緒にいる場であからさまに聞くことはできませんから、バレないように細心の注意を払う必要がありますね。
●上手に束縛行為をやり過ごす
彼の束縛癖を個性だと思って付き合っていくならば、その過度なエネルギーをうまく逃していくテクニックを身に着けるとよいでしょう。
一番いい方法は、嘘を上手につけるようになること。なにからなにまで正直に話したとしても、疑い深い彼の性格ではいつまでも安心することはないでしょう。ならばその一枚上手をいって、絶対にバレない強靭な嘘をつくか、嘘にならない微妙な答え方を身につけることです。
友人の結婚だからどうしても出席しなくてはいけない。でも男女含めたくさんのゲストが招かれる結婚式に出席するなんて言ったら、嫉妬の塊みたいな彼が我慢できるはずがない。それなら、細心の注意を払って、鉄のように堅い嘘の物語をねつ造するほかありません。彼を信用させるのに効果的なのは、家族の話を持ち出すこと。親戚の家で法事があるから、その日は朝から夕方まで連絡が取れないかもしれない、と簡単にはキャンセルできない嘘の予定を信じ込ませるのです。
もちろん疑い深い彼に質問されたときにスムーズに答えられるよう、嘘のシチュエーションを細かくでっち上げる必要があります。親戚の誰と何を話したか、お昼には何を食べたか、すべてのシナリオを作って、しっかりと頭の中へ入れておきます。そしてそこに真実を少々含ませておくと、真っ赤な嘘をつくよりも罪悪感が薄れて効果的です。食べた料理など、応用できることは上手に流用しましょう。
また彼にバレても嘘にはならない、曖昧な伝え方をマスターしておくと役立ちます。
「昨日の夜、連絡なかったけど遅くまでなにしてたの?」
と聞かれて、じつは女友達と飲みに行っていた場合、こう答えます。
「ちょっと仕事がゴタゴタしてて、長引いてたんだ。」
あたかも会議が長引いたといったニュアンスで答えますが、核心部には触れていませんよね。もしなにかの拍子で女友達の飲みに行っていたことがバレたとしても、「仕事のゴタゴタを(友達に相談してて)それで長引いた」と説明を省略しただけだと言い訳できます。このように焦らずサラッと言い訳できるようになれば、もう束縛彼氏の独り舞台ではなくなるはず。簡単には操作できない手強い女だと思い知らせるにも、効果的な方法なんです。
●おわりに
束縛彼氏との接し方で、一番危ないのは彼の言いなりになってしまうこと。それでは、恋人を支配したいタイプの彼を、ますますエスカレートさせてしまいます。エネルギー溢れる彼に立ち向かうためには、じっと耐えているだけではダメ。まずこれら4つの対処法を試してみてください。作戦がうまくいって、いつか彼が変わってくれるといいですね。