復縁を告げるなら電話とメール、どちらが良い?

別れた元彼が今も好き。復縁したい。緊張するけれど、彼に気持ちを伝えよう…。

■失敗が許されない、復縁の告白

彼とは、どのように別れましたか?

仕事が忙しくて、会えない時間が増えた。また遠距離恋愛が原因の自然消滅なら、それほど過去のわだかまりもないでしょう。でも浮気による裏切りなど、どちらかを深く傷つけてしまった別れ方だと、ちょっと複雑ですね。

あなたは復縁したいという思いを抱いていますが、相手はそうでない確率の方が高い。通常の愛の告白よりも、何倍も困難な道なのです。その点はしっかりと認識しておきましょう。

最悪の場合、電話番号やメール、ライン等のSNSでさえ、現在ブロックされている可能性があります。もし運良く連絡がついたなら、あなたに与えられるのはワンチャンス。「復縁したい」という思いを、相手に失敗なく伝えなくてはなりません。

電話とメール、あなたならどちらを選びますか?それぞれにメリットとデメリットがあります。よく考慮して、自分に合った方を選びましょう。

■極度のあがり症ならメールが吉

ここぞという時に緊張しすぎて、いつも失敗してしまう本番に弱い人には、メールで復縁の話を伝えるのがお勧め。電話だとプレッシャーに耐えかねてうまく言葉が出てこなかったり、思いと違うことを口走ったりしては、告白が台無しです。時間をかけてふさわしい文面を考えられる、メールを選択しましょう。

でもメールで復縁話をする場合、声に出して直接伝える電話に比べて、感情が伝わりにくいのが難点です。堅苦しい文面の事務的な内容だと、あなたの真剣な思いが十分に伝わらないかもしれません。しっかりと文面を練り、感情が伝わりやすいメールを作りましょう。

まずは「〇〇だけど、元気にしていますか?」と軽いメッセージを。彼からの返信を待ってから、復縁の話を始めましょう。

「元気だよ。どうしたの?」とこちらを気遣ってくれるような内容なら、もしかすると望みがあるかもしれません。少なくとも、あなたに嫌悪感を抱いていないことは分かります。勢いに乗って、復縁の話を持ち出してください。

復縁したいというメッセージは、情熱的、かつシンプルに。「離れてみて、やっぱりあなたが必要だと思った」「あなたしかいないと思う」といった内容を、自分らしい言葉で綴ってください。

でももし元彼が、「新しい彼女できたんだ~」などの近況を伝えてきた場合は、残念ながら復縁できる望みは薄いかもしれませんね。

■電話で告白するメリット

話し上手な人なら、気持ちが伝わりやすい電話での告白がよいでしょう。彼の反応をみて、臨機応変に言い方を変えることもできるからです。

電話で思いを伝える場合は、躊躇せずグイグイ自分のペースで話しましょう。「急に電話してごめんね。じつは、やっぱりあなたのことが忘れられなくて…。もう一度やり直してもらえないかな?」としおらしく伝えるのが基本。ノリのいい元彼なら「また友達として会おうよ!会って気が合えば、また付き合っちゃわない!?」と冗談ぽく攻めてみるのもよいでしょう。

彼の話し方から、ちょっと今は言い出しにくいなと思ったら、とりあえず世間話でもいいので話を続けましょう。一度ぎこちない感じで電話を切ってしまうと、その後は一層かけづらくなります。

電話はリアルタイムの勝負ですから、その場の雰囲気に応じて臨機応援に対応しましょう。ちょっとした成り行きで復縁OKのきっかけを作ってしまえるのが、電話で復縁告白をする最大のメリットです。

一度メールをしてみたものの、彼の反応がイマイチだったり、返事がよそよそしかったりする場合は、思い切って電話に切り替えてみるのもよいでしょう。メールでは送るこちら側だけでなく、相手にも返事に考える時間を与えてしまいます。電話なら、いきなりの復縁の告白に動揺しているうちに、どさくさに紛れて復縁の話をまとめるられる可能性があります。もちろん、彼を説き伏せられるだけの卓越した話術が必要ですが…!

ちなみに過去の恋愛に関して切り替えの早い女性に比べて、男性は良い思い出だけを、別れた後もずっと持ち続けるのだとか。楽しかった昔話を小出しにしてその性質をうまく利用すれば、復縁できる確率はぐんと上がりますよ。

■復縁告白は「当たって砕けろ」の精神で

別れた相手に復縁を伝えるのは、過去に何かしら問題があっただけにとても勇気のいることです。しかも普段会えないので、失敗が許されない手に汗握る一発勝負です。

でも元彼にもし、別れて後悔している気持ちが少しでもあれば、復縁を懇願されて嫌な気はしないはず。かつて一度は愛した女性なのですから。すぐには恋人同士に戻れなくても、告白を機に気になる元カノという存在になれば、今後チャンスはあります。

もう元彼とは、今は別れてしまっているのです。復縁の告白に失敗したって、何も失うものはありません。結果を恐れて、告白せずにじっと待っていたら損。勇気を振り絞って、彼への再アタックにチャレンジしてみてくださいね。