きっと両想い。ギクシャクするのは恋愛感情を持ってるサイン

好きな彼とのコミュニケーションがどうしてかうまくいかない。会話がぎこちないし、話も続かない。これって相性が悪いの…?

いいえ、ギクシャクは両想いのサインである場合が多いんですよ。その理由を説明していきましょう。

■ギクシャクするのは相手を意識しているから

なんとも思っていない相手とは、スムーズに会話できますよね。それは相手も同じ。意識するからこそ、話すときに緊張してしまうし、話題がスッと出てこないものなんです。

「どうしてこの人とと話すと、すんなり受け答えできないんだろう…」

そんなコミュニケーションの違和感から、自分の本当の気持ちに気づく場合もあります。

恋心って、自分の心の中でさえ、自分でもよくわからないもの。まして相手の気持ちなんて、言葉で伝えてもらわないと本当のところはわかりませんよね。でもこの人と話すとギクシャクするなというサインを読み取ることができれば、自分に特別な感情を持っていることを察知できる可能性があるのです。

大人になると、みんな素直に「好き」という言葉を使いませんから。

■慣れないならメールがおすすめ

ギクシャクするからといって、コミュニケーションを避けてしまうのはもったいないです。うまく言葉にできなくても、自分のできる範囲で気持ちを伝える努力をすることが、恋愛へと発展させるきっかけになります。

彼との会話がスムーズに運ばないうちは、メールで気持ちを伝えるのも有効です。文章ならダイレクトな相手の反応を気にせず、じっくりと自分の思いを言葉にできますよね。まだ意思疏通がスムーズでない相手にメールを送るときは、分かりやすく、簡潔な文章を心がけましょう。深読みしないとわからないメッセージは、あらぬ誤解を生んでしまうことに。思ったことを簡単な言葉で、ダイレクトに伝える方が効果的です。

例文をあげてみましょう。

「最近、女友達と遊びに行っても、なんだか気分が上がらないんだよね」

このメールを送った本人は、「女友達とじゃなく、あなたと一緒に遊びたい」とのメッセージを含ませているとします。でも伝わりにくいですよね。気心の知れた仲だったら、まわりくどい言い回しも雰囲気で理解してもらえるかもしれませんが、まだ慣れない相手には不適当な文章です。「女友達と仲が悪いのかな」「友達のことを悪く言う子だな」とマイナスの意味に受け取られてしまうでしょう。

ただでさえ男性は言葉をストレートに受け取る傾向が強いので、もっとシンプルなメッセージにした方が効果的です。

「また会いたいな!空いてる日あったら遊ぼう!」

とこのくらい素直にお誘いした方が、男性からすると好感の持てるメッセージになります。

■会話をスムーズにするコツ

メールは苦手だし、直接コミュニケーションをとりたいという人は、会話のスピードと雰囲気に注意してみましょう。まだまだ相手のことを知らないうちは、聞き取ってもらいやすいようにゆっくりしゃべることを心がけて。会話の途中、何度も「え?なんて?」と相手に聞き返すのは気まずいものです。ゆっくりと話すことで、スローでも会話の流れがスムーズになります。そのうち二人ともペースをつかめるようになってきます。

相づちも重要。「そうなんだ!」「へ~!知らなかった!」と合いの手は大げさに。会話のテンションが上がりますし、明るい雰囲気になります。男性は自分の発言に反応してくれると喜ぶので、どんどん相づちを入れていきましょう。

お互いに言葉が出てこなくて、ふと沈黙ができてしまったとき、気まずいですよね。それを埋めてくれるのは、笑顔です。あなたの表情が柔らかいと、相手の緊張も自然とほぐれていきます。リラックスした気分なら、新たな話題も頭に浮かびやすくなります。笑顔が潤滑油になって、だんだんと会話が弾んできますよ。

■慣れればコミュニケーションも円滑に

ギクシャクした雰囲気は、共に意識しあっているからこそ。めげずにトライすることで、だんだんコミュニケーションが円滑になってきます。

話している最中に、「あ、今こう考えているな」と想像できるようになったら、関係が深まってきているサイン。相づちのパターンが読めてきたり、会話中の沈黙が気にならなくなったら、グッと楽になりますよね。

そしてある程度コミュニケーションが馴染んできたら、もっと距離を縮めていきましょう。笑顔に加え、軽いボディタッチをしてみるのがおすすめです。最初は相づち程度に、ポンと肩をたたいてみる程度で。気のある女の子に触られて、嫌な気分になる男性はいませんからね。「あなたに気がありますよ」との意思表示にも役立ちます。またこちらからボディタッチをすることで、男性の方から女性に接触するきっかけを与えてあげることにもつながります。

■ギクシャクからの恋愛って素敵

出会った瞬間からスムーズなコミュニケーションがとれる相手って、一見相性がいいようで、実はつまない関係かも。だって恋人同士になって関係を深めていっても、最初からあまり変化がないということ。「一緒にいて楽だけれど、なんだか空気みたい」と感じるマンネリカップルになってしまうかもしれません。

「最初はギクシャク、でも中身を知るにつれて良いところもたくさん見えてくる」相手となら、面白みのある付き合いができそうですよね。

気になるけれどうまく話せない人とは、まずはギクシャクを乗り越えてみましょう。その向こうに、きっと違う景色が見えるはず。将来、素敵なパートナーになれるかもしれない可能性を信じて、ぜひチャレンジしてみてくださいね!