どうしても恋愛に臆病になってしまう隠されたその理由とは

恋愛に消極的で、好きな人ができても積極的に行動ができなかったり、自分の気持ちをうまく伝える事ができなくて悩んでいたりしませんか?「もっと自分の気持ちに正直になりたいのに…」そう感じていても、なかなか気持ちに体がついてこないことってよくあります。今回はこういった、どうしても恋愛に臆病になってしまう人の、隠された理由を探っていきましょう。

「もっと恋愛に積極的になれれば人生変わるのに…」「自分の思い描く恋愛ができれば毎日が楽しいのに…」このような悩みを解消することができれば、もっと前向きな考えになれるはずです。なぜあなたは恋愛に臆病になってしまうのか?その理由がわかれば、あなたは変われるかもしれません。これをきっかけに、恋愛に臆病な自分から抜け出しましょう。

【自分の容姿に自信がない】

自分の容姿に自信がない人ほど、恋愛には臆病になってしまう傾向があります。「どうせ振られるに決まっている」「相手にしてもらえるわけがない」そのような考えになってしまい、恋愛をするどころか、始めから好きになる事を諦めてしまっている人も多い事でしょう。容姿の他にも、自分に対して何か大きなコンプレックスを持っている人は、このような状態になってしまいがちです。

恋愛は、ある程度自分に自信がないとできません。「あの人を自分の恋人にしたい」「あの人に自分の気持ちを伝えたい」このように、自分をもっと知ってほしいといった願望が働き、人は恋愛をしていくんです。ですので、自分に極端に自信がなければ、人を好きになることに臆病になってしまうんですね。「好きになったところで、どうせ叶わない」といったネガティブな気持ちになってしまいます。

(改善策)

自分に自信がなくて恋愛に臆病になっている場合は、とにかく小さなことでも自分の強みを見つけ自信をつけることが大切になります。容姿に自信がなければ、他の何かで強みを持つということですね。弱い部分を伸ばそうと考えても、なかなか良くはなりません。なので、弱い部分や自信がない部分を伸ばそうとするのではなく、自分の良い部分をもっと伸ばす努力をしましょう。

また、容姿で人を判断する人は多いですが、そんな人ばかりではありません。自分の容姿に自信がなくても、幸せな恋愛をしている人は大勢います。結局、容姿がいくら良くても中身がしっかりしていなければ、まともな恋愛をすることはできません。容姿は元からもっているものなので、努力で改善する事は難しいでしょう。しかし、中身を良くしていくことは可能です。人によっては、中身が良ければそれに伴って、容姿も可愛く見えてくるという人もいます。

何か一つでも、他人に負けない強みがあるという人は、常に自信に満ち溢れています。なので、そういった部分を磨いていきましょう。例えば「誰より優しさがある」「好きな人を思いやる気持ちは誰にも負けない」など、自分の強みを見つけ、その強みをどんどん磨いていきましょう。そうすれば、気が付いた時には自信がついていて、恋愛にも積極的になれるはずです。

【いつか裏切られるのが怖い】

過去に好きになった人、または恋人などにひどい振られ方をしたり、大きな裏切り行為をされてしまった人などは、それがトラウマとなってしまい、恋愛に臆病になってしまっている場合があります。これは、傷の深さにもよりますが、気持ちを切り替える事はなかなか難しい事でしょう。あの時裏切られた行為を思い出してしまい、「あんな思いをするくらいなら人を好きになりたくない」と考えてしまうんですね。

人を信じるのを恐れてしまい、気になる人ができても、自然と自分で気持ちにブロックをかけてしまうんです。このブロックは、破ろうと思っても簡単に破れるものではありません。一度そういった経験をしてしまうと、「異性はみんな同じ」といった思い込みが働いてしまい、異性に心を許す事ができなくなってしまうんです。

(改善策)

こういった状況を改善するには、まず「人を信じること」をしなくてはいけません。このような人は、気持ちが純粋すぎるといったことが考えられます。純粋すぎるがゆえに、相手を心から信頼してしまい、裏切られると大きなショックを受け、落ち込んでしまう…。気持ちが純粋な人ほど、人を信じやすいですし、裏切られた時のダメージは大きいです。なので、全員が同じように信頼できる人という考えは捨てた方が良いです。

この世には、本当に信頼できる人もいれば心から信頼できない人がいます。あなたを裏切った人というのは、ただ信頼できない人であったということです。だからといって、これから先好きになる人も信頼できない相手であるかというと、そうではありません。また、何をもって信頼できる人と判断するのかも重要です。「イメージと大きなギャップがあった」というのを、「相手に裏切られた」と感じる人もいるでしょう。

しかし、これは自分の被害妄想ともいえないでしょうか?自分が相手に対しての期待値をあげたばかりに、それが原因で相手に興ざめしてしまった、これは裏切り行為ではなく、自分のせいだといえます。本当の裏切り行為とは、「浮気行為」であったり「都合の良いように利用された」といったことではないでしょうか?ですので、まずは、「裏切られる行為」というのは、どういったことなのかを、自分の中で整理してみると良いでしょう。

そして、しっかりと相手を見る目を養う事です。結局、相手に裏切られてしまうというのは、自分の見る目がなかったということ、裏切り行為をする相手を自分が好きになってしまったということです。ですので、「また裏切られるかも…」と考えるよりも「そういう相手を好きになるなんて、自分はまだまだ未熟なんだな」と考えるようにして下さい。

【プライドが高すぎる】

無駄にプライドが高すぎると、良い恋愛はできないです。恋愛はある意味ギャンブルと似たような性質をもっています。うまくいくこともあれば、うまくいかないことも多々あるでしょう。いくら自分が相手を好きだと思っていても、相手に別の好きな人がいれば、その思いは叶いません。なので、恋愛は失敗してなんぼです。常に当たって砕けろという気持ちがなければ、相手にアプローチすることはできません。

プライドが高すぎる人は、基本的に失敗をしたくないと考えます。失敗すると、自分のプライドが傷つけられた気持ちになるからです。そういったことが原因で、プライドが高い人というのは、恋愛に臆病になってしまうんですね。恋愛において、常にうまくいかなければ気が済まないでしょうし、告白するとなっても断られる事を極端に嫌うので、積極的な行動を避けようとしてしまいます。

(改善策)

こういった状態を改善するのであれば、やはり自分のプライドを捨てなくてはいけません。プライドを捨てると、生きているのが本当に楽になりますし、メリットがたくさんあります。ですので、「自分は本当にプライドが高い」と自覚しているのであれば、早めに改善することをおすすめします。では、プライドをなくすためにできることをいくつかご紹介します。

(自分の悪い部分を認める)

自分の悪い部分を振り返ってみて下さい。プライドの高い人の多くは、自分が一番正しいと思っています。まずは、その考えをなくす必要があります。自分の悪い部分、弱い部分などをひたすら考え、それが見つかれば今度は反省していくようにしましょう。こういったことをクセづけしていくことにより、何か自分が悪い事をしてしまった時などに、すぐに反省できる気持ちになっているはずです。

(広い世界を見て経験する)

視野が狭く、自分の世界観が小さな人ほどプライドは高くなりがちです。要するに、「井の中の蛙」状態に陥ってしまっているんですね。自分が凄い人といった、勘違いをしてしまっていることが考えられます。もっと自分よりも凄い人なんか、星の数ほどいることを認識しましょう。そうするために、広い世界を見て、もっと色々な経験をしていくようにして下さい。

(感謝の気持ちを忘れない)

人に対して、感謝する気持ちがあれば間違いなくプライドなんてなくなることでしょう。相手に感謝したり、リスペクトの気持ちがなくなるからプライドが高くなり、自分が一番正しいと思い込んでしまうんです。「自分が存在するのは、他人がいてこそ」という気持ちを常に持ち、決して一人で生きているなんて思わない事です。あなた以外の人がいるからこそ、あなたは色々な感情をもって生活していく事ができるんです。

(人の良い部分ばかり見る)

他人を否定的な目で見ていれば、その人のプライドはどんどん高くなってしまいます。プライドが高い人は、相手と自分を常に比べて「私の方が上」というように、常に見下した感情になってしまいます。他人の良いところを見つける事ができれば、相手に対して尊敬の念を持つ事もできますし、自分勝手な傲慢な考え方にはならないことでしょう。

【理想と現実を比べてしまう】

恋愛に対しての理想が高ければ高いほど、現実の恋愛には奥手になってしまう方は多いです。「こういったシチュエーションで告白されたい」「心から楽しいデートをしたい」などなど、理想の恋愛を頭の中で思い描くと、現実ではありえないような、夢物語のようになってしまう人がいるのではないでしょうか?それを、理想と現実というように区別できれば良いのですが、それができないとまともな恋愛はなかなかできないはずです。

(改善策)

恋愛経験が少なかったりすると、このような状態になってしまうことが多いです。恋愛とは、もちろん良いこともたくさんありますが、それ以上に辛い事もあり、結構ドロドロしているものだということを認識しましょう。恋愛の過程をイメージするのではなく、自分が本当に「好きだといえる人」を探すべきです。本当に好きな人ができれば、自分の理想など関係なしに「とにかくあの人と付き合いたい」「あの人に気持ちを伝えたい」と思えるはずです。

【まとめ】

恋愛に臆病な人というは、基本的に「自分の心が傷つくのが嫌」と考えている人です。もちろん、心が傷つくと気持ちが落ち込みますし、立ち直るのも大変です。しかし、そういったことが理由で自分から恋愛を遠ざけているのであれば、非常にもったいないことをしていると考えた方が良いかもしれません。人は恋愛をすることで大きく成長しますし、世界観が大きく変わる事もあります。ですので、若いうちは特に、恋愛に積極的になるべきでしょう。思いがけないチャンスを掴める可能性もありますし、精神的にも大人になっていくはずです。