最近、世の中的に恋愛映画が流行っているように感じます。これは、人気の若手俳優の出現や巷の男性の心を奪う、素敵な女優の人気が高くなっていることがあげられるでしょう。また、恋愛が好きな人からすればこういった青春もの恋愛映画というのは見ているだけでドキドキしますし、まるで自分が恋愛をしているかのような錯覚を起こすような感覚にもなります。
今回は、人気の高い青春映画、「大人が見てもキュンキュンしちゃう!」映画をご紹介していきます。「もう恋愛する年齢なんて過ぎた…」と冷めた考えをしてしまっている人もいるはずです。そういった人にこそ見てほしい、最高におもしろい青春映画とはこういった映画のことをいうんです。
【第5位 ホットロード】
今から30年近く前の人気少女漫画を実写化した映画です。主演は朝ドラ「あまちゃん」でブレイクをした能年玲奈さんです。親から十分な愛情を受けることなく育っている思春期まっただ中の少女と、不良少年の恋を描いた作品となっています。主演の相手役に三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんが抜擢されて話題を呼んでいましたね。監督は「僕等がいた」で有名な三木孝浩さんです。
(原作をしっかりと表現している)
10代女性の感情などをしっかりと表現できている作品となっており、10代のうちに見たかったと感じる人が多いようです。大人になってから見ても、あの頃の純粋だった気持ちに戻りたいと感じる事でしょう。原作があるので、それを見てから映画を見るのか?それとも、原作を見ずに先に映画を見てから原作を読むのか?どんな見方をしても楽しめる映画となっています。セリフなどを忠実に再現しているので、原作を楽しめた人は間違いなく楽しめる内容です。
(辛い家庭環境でも素敵な恋はできる)
家庭環境で苦しんでいる子でも、愛する人がいることによって毎日が楽しい日々に変わっていく。大事な人がいることって本当に幸せなことなんだと感じることができます。現在、自分が思う大事な人を、もっと大事にしていきたいと思える事でしょう。この映画を見る事によって、ちょっと距離があるような恋人関係などを解消できることもあるかもしれませんね。
【第4位 カノジョは嘘を愛しすぎてる】
青木琴美さんのベストセラーコミックを実写化した恋愛映画、サウンドクリエーターと大きな才能を秘めた少女の恋愛を描く作品となっています。主演は、多くの映画に主演として出演している佐藤健さんです。ヒロイン役には厳しいオーディションを勝ち抜いた大原櫻子さんが務めています。恋愛の流れも、もちろん楽しめるのですが、劇中に流れるライブのシーンや歌唱シーンにも心を奪われる事は間違いありません。
(ベタだからこそおもしろい)
内容的には、ベタともいえる恋愛映画です。ヒロインの大原櫻子さんが、非常に魅力的なのでベタな内容の甘く切ない展開でも上手に表現できている作品ともいえますね。こういったベタベタな展開だと、大人は敬遠してしまいがちですが、意外と見ている分には抵抗感は生まれません。ベタだからこその楽しさとでもいうのでしょうか?また、ヒロインの歌唱力の高さには驚かされます。さすが、厳しいオーディションを勝ち抜いただけあると、感心させられてしまいます。
(他の恋愛ものにはない魅力)
ベタな恋愛映画って、「現実的にありえない」といった内容が多い作品もあります。しかし、この映画はそういった「ふわふわした内容」というものではなく、すんなりと作品の内容に入り込めるものとなっています。やっぱり佐藤健さんは格好良くて、彼が出演しているだけで、映画じたいが締まった印象になっていますね。脇役の反町隆司さんの役柄も味を出しており、映画を盛り上げるのには欠かせない役柄になっているのではないでしょうか。「普通のラブストーリー」かと思って見ていたら、知らぬ間に心が奪われている事でしょう。
【第3位 君に届け】
人気コミック「君に届け」は恋愛ものが好きな人なら聞いた事があるのではないでしょうか?累計発行部数が1100万部も突破した、学園青春ドラマです。いまや人気女優の多部未華子さん演じる黒沼爽子が本当に良い味を出しています。相手役には、透き通るような格好良さをもった俳優の三浦春馬さんです。クラスで目立たない地味な女の子と、クラスではリーダー的な存在の男の子の純愛を描いた作品で、どんな年齢の方が見ても楽しめる映画となっています。
(気持ちが優しくなれる)
クラスのリーダー的男子といえば、学年でも人気の女子と付き合ったりするのが、学園あるあるではないでしょうか?しかし、この映画はそういった当たり前を完全に覆した作品です。モテる男子が地味で目立たない女子に、淡い恋心を抱いているという、恋愛好きにとってはドストライクな展開なんですね。もちろん、それに対してひがみ精神満点のかわいい女子も登場するという、なんとも抜け目のない作品となっています。主人公の爽子の純粋さに引き込まれると、気持ちが優しくなってしまうことは間違いありません。
(脇役たちが良い)
君に届けの良い点として、メインどころの2人だけではなく、脇役たちが本当に良いといった点も挙げられます。良い映画というのは、やはり脇役が本当に良い味を引き出していますよね。爽子と仲良くなっていく、ちづとあやねもいいですし、今や人気急上昇中の桐谷美鈴さんが演じている梅ちゃんもかなり良い味を出していました。こういった脇役たちの活躍もあり、非常に質の高い青春恋愛映画となっています。かなりほっこりした気分になれるので、落ち込んだ時なんかに急に見たくなる映画かもしれません。
【第2位 好きっていいなよ。】
葉月かなえさんのベストセラーコミックを実写化した青春恋愛映画です。主人公は、友達も恋人も作らないと心に決めている橘めい。扮するのは多方面で活躍中の川口春奈さん。そんな橘めいの相手に、学校で一番モテる男の黒沢大和。演じるのは、女性で嫌いな人はいないのでは?というくらい現在人気がある俳優、福士蒼太さんです。大和に振り回されながら、めいはどんどん成長していくわけですが、そんな青春ドラマに胸がときめきます。
(キスしまくりの展開に胸がきゅんきゅん)
この映画はとにかく、キスの場面が多いです。「え?こんなにしちゃうの?」ってくらい多いです。作品公開前でも話題になっていたくらいですからね。それがイケメンと美女のキスなので、見ている方としてはかなり胸がきゅんきゅんしてしまいます。大人でもあんなにキスをしないはずです(笑)。原作のめいと川口春奈さんのギャップがありすぎるとの声もありますが、逆にそれが良い味を出しているといった意見もあるようですね。おそらくカップルで見ると、キスをしたくなってたまらなくなるかも…。
(登場人物が誠実)
主人公、めいの周囲の人たちがとにかく誠実な人が多く、見ていて非常にいい気分でいられます。孤立している女子が、学校一のモテ男と恋愛をしていくわけですから、現実的にはいじめの対象になったり、かなりひがまれたりしそうですが、この映画にはそういった部分がありません。もちろん、「映画だからね…」なんて言葉でかたずけるのは簡単ですが、恋愛映画では見ている側が常に良い気分で見れるということは大切な事です。ですので、見ていてとても心地の良い映画となっています。
【第1位 青空エール】
河原和音の人気コミックを実写化した映画となっています。吹奏楽部の女子高生と野球部員の恋物語、お互いを励まし合いながら甲子園を目指していく姿には、間違いなく胸が熱くなることでしょう。主演の小野つばさ役に、色々なドラマで活躍中の土屋鳳さん、相手役の山田大介には、人気急上昇中の俳優、竹内涼真さんです。お互いに目指すべき道があり、それに向かって全力で進んでいく様は、まさに青春恋愛映画においては最高のシチュエーションです。
(ベタベタの青春もの)
内容的には、高校生のベタベタな青春ストーリーといえる展開になります。もちろん、それが心地良いんですよね。自分が高校生の頃って、こんなに本気で恋愛をしていただろうか?やりたいことに向かって本気で進んでいたんだろうか?なんて、懐かしさや後悔の気持ちが強くなっていきます。見ているうちにどんどん引き込まれ、最終的には非常に幸せな気分になっているはずです。
(高校時代の部活を思い出す)
高校時代に、部活に全力をかけていた人には心からおすすめできる映画となっています。高校生の時って、人生経験も少なく今になってあんなことしなければ良かった、あのように行動しとけば良かったと思う事って多々ありますよね。青空エールを見ると、そんな時の自分の感情とリンクして、非常に感動する事でしょう。高校時代でしか味わえなかった、楽しさ、辛さ、ときめき、せつなさ、そんな全ての感情が湧き出てくることでしょう。
【まとめ】
いかがでしたか?今回紹介した映画の主人公やヒロインは、若い年齢の方たちが多いです。「大人が学生の恋愛映画なんて見てもなんとも思わんよ…」なんて感じる人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。厳選した映画は「大人でもきゅんきゅんしちゃう」映画です。一度見てしまうと、もっと他の映画を見てしまいたくなってしまうかもしれません。はまり過ぎ注意です(笑)。